大学職員の就活で必ず質問されるのが自己紹介です。面接の最初にする自己紹介は面接官にとって、就活生の第一印象を決める材料になります。
第一印象を左右する自己紹介ですが、多くの就活生が「自己紹介で何を話したらいいかわからない」と悩んでいます。
なぜなら、これまでに小学校のクラス替えなど簡単に自己紹介をする機会はあったものの、自分よりも年齢が上の相手に伝わる自己紹介をした経験が少ないからです。
- 自己紹介では何を話せばいいの?
- 自己紹介の練習方法はある?
- 面接で気をつけるマナーはある?
当記事ライターの現役大学職員はこれまでに100名以上の就活生からOB訪問・オンライン相談を受けてきました。この記事では就活生が自己紹介を考えやすいようにボランティア・ゼミ活動・趣味の3つの観点で自己紹介の例文を掲載しています。
この記事を読むと自己紹介で話す内容だけでなく、就活生が間違えやすいポイント、面接で第一印象を良くするコツがわかります。
学生時代に頑張った経験(通称:ガクチカ)がない場合の自己紹介についても解説しています。
自己紹介では「自分が話したい内容」ではなく、「面接官が知りたい内容を端的に伝えること」を心がけましょう。
自己紹介がうまくできない就活生は長々と自己PRをしたり、面接官が知りたい内容以外のことを延々と話しています。
面接の最初にする自己紹介を適切にできれば、面接官に好印象を与えることができます。面接官からの印象が良くなることで、面接の雰囲気も和やかになるので事前の準備をして自己紹介への不安を解消しましょう。
自己紹介では簡潔に自分らしさを伝えよう

自己紹介では、自分の在籍している大学、名前、学生時代に頑張ったこと、自分の強みを端的に面接官に伝えましょう。
○○大学△△学部の「名前」です。学生時代は□□に力を入れて取り組み、その過程で~という強みが身につきました。本日はよろしくお願いします。
自己紹介で話す内容を考える時には必ず面接官の立場になって考えましょう。面接官はあなたが提出したエントリーシート(ES)に書かれている情報しか知りません。
エントリーシートの内容をさらに詳しく聞いてみたいと思っているから、書類選考を通過して面接に呼んでいるのです。
面接の最初は自分のことを全然知らない相手に自己紹介をするつもりで話しましょう。端的に自己紹介するためには「エントリーシートに書いたキーワード」を中心に話すことがポイントです。
例えば、エントリーシートにバスケットボールを頑張ったエピソードを書いたなら「小学校から12年間バスケットボールに取り組み、最後までやり遂げる力を身に着けました」と伝えることであなたの取り組みや強みを伝えることができます。
自己紹介で自己PRをするのは就活生のよくある失敗例
面接の自己紹介で延々と自己PRをしてしまうのは、就活生がやってしまう代表的な失敗例です。
面接官は「自己紹介をしてください」という質問以外にもさまざまな質問を用意しています。
それなのに、就活生がだらだらと自己PRを始めてしまうと「他にも聞きたいことがあるのでそろそろ自己PRを終わらせてほしい…」と面接官は感じてしまいます。
面接は暗記した自己PRを発表するのではなく、面接官との会話を通じてあなたのことを理解してもらう場です。
長々と自分だけが話し続けることが面接ではないので、面接官の質問に対して回答をテンポよく行いながら面接官が聞きたい内容を端的に答えるようにしましょう。
大学職員の面接で自己紹介する3つのこと

大学職員の面接で自己紹介をする際にどのようなことを話せばよいのでしょうか?
短い時間で自分を面接官に紹介するために次の3つに項目を絞って自己紹介しましょう。
- プロフィールと肩書き
- 学生時代に頑張ったことの概要
- 挨拶や感謝のことば
面接官は自己紹介を聞きながら、エントリーシートに書かれた内容を確認しています。
「本当にこのエントリーシートを書いた本人かな?」という確認の意味も込めて自己紹介を聞いているので、就活生はエントリーシートに書いた内容をベースに自己紹介しましょう。
面接では最初にプロフィールと肩書きを伝えよう
面接官から「自己紹介をしてください」と言われたら、あなたのプロフィールについて簡潔に話しましょう。
- 名前
- 在籍大学
- 所属している集団の肩書き
面接官は書類選考を通過したエントリーシート(ES)を手元に置いて面接を行います。自分のプロフィールは自信をもって大きな声でハキハキと伝えましょう。
自己紹介を通じて、面接官は初めてあなたの話し方や表情を目にすることになります。アメリカ・カリフォルニア大学のアルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」では聞き手に与える印象の割合が視覚55%、聴覚38%、言語7%で影響するといわれています。
面接に慣れていない就活生は話す内容ばかりに注意が向きがちですが、面接官の目から入る情報は非常に重要です。
笑顔で話しながらも凛とした姿を意識しましょう。
- それでは自己紹介をしてください
-
はい。○○と申します。現在は△△大学に在籍しており所属するテニスサークルでは会計担当を担っております。
学生時代に頑張ったことを簡潔に伝えよう
学生時代に頑張ったこと(ガクチカ)をひとつだけではなく、2つ、3つなどすべて話そうとしていませんか?
自己紹介は端的に答える必要があるので、自分の中で一番伝えたいガクチカに絞って1つだけを伝えましょう。面接官が他の取り組みについても興味を持てば「他にも取り組んだっことはありますか?」と質問してくれます。
ガクチカが複数ある時の具体的な話し方は次のとおりです。
私は学生時代にバスケットボールと混声合唱団の活動、アルバイトを頑張りました。なかでもバスケットボールでの経験は人数の多い強豪サークルに所属しレギュラー落ちの挫折経験から計画性の大切さを学びました。
自己紹介では、あなたのプロフィールを面接官に伝えることが目的なので、学生時代に頑張ったことはひと言添えるくらいのつもりで話しましょう。

ガクチカをもっと話したい場合はどうしたらいいの?
あなたの自己紹介を聞いて、面接官が気になった箇所は面接の中で質問してくれるので、それから詳しい説明を行いましょう。
エントリーシート(書類選考)を通過して面接に呼ばれているので、面接官が詳しく聞きたい内容はあなたがエントリーシートに書いた学生時代に頑張った内容です。
提出したエントリーシートのコピーをとって面接前に見返そう!
自分のガクチカがうまくまとまっていない場合は以下の記事を参考に整理してみましょう。
自分が話したい内容が決まれば、面接でも自信をもって話をすることができます。
自己紹介の最後は挨拶やお礼を伝えよう


私たち人間は相手の考えていることが言葉に出さなくても分かるときがあります。しかし、面接官は初対面の相手です。あなたが考えていることは言葉や態度で示さなければ相手に伝わりません。
自己紹介の最後は挨拶やお礼の言葉で締めくくりましょう。挨拶やお礼をされて嫌な気持ちになる人はいません。
媚びを売るわけではなく自然にサラッと伝えて面接官からの質問に備えます。
- 「以上が私の自己紹介です。本日はよろしくお願い致します。」
- 「本日は面接の機会をいただきありがとうございます。」
大学職員の就活は面接に進むのが難しい


面接を控える多くの就活生は「うわ、明日面接だ!どうしよう…」とネガティブな感情を抱くものです。
特に大学職員の面接では就活生の人柄や経験を中心に質問されるので「根掘り葉掘り聞かれそう…」という気持ちになるのは仕方ありません。
ですが、大学職員の書類選考を通過して面接に呼ばれている時点で実はすごいことなんです。
大学職員の新卒採用は人気のためたくさんのエントリーがあります。大学職員の採用人数は1つの大学で多くても10名程度なので倍率が高くなりやすいです。
採用担当者は100件以上のエントリーシートを受け付けて書類選考を行います。
その中であなたのエントリーシートに興味を持って「直接、この人から話を聞いてみたい!」と思ったから書類選考を通過して面接選考に呼ばれているのです。
面接に進んだのであれば、ぜひ自信をもって自分をアピールしてほしいです。
書類選考でかなり人数を絞っているので面接に呼ばれた時点で内定が近づく!
大学職員の採用面接では、就活生の発言を否定するような圧迫面接を行う大学は少ないです。
面接を通じてあなたの考え方やこれまでの経験をより詳しく聞くために面接官はいろいろな角度から質問を繰り返します。面接官はあなたの人柄や行動力を見極めようとしているのです。
当記事ライターの現役大学職員トキもリクルーター活動などで就活生と面接をしてきましたが、面接する側の立場になると就活生が想像する以上に相手の考えていることが発言や仕草などで伝わるものです。
毎年、100人以上の就活生を相手に面接をしている面接官は就活生の考えを見抜いています。
「いろいろ聞かれるとイヤだな…。」という感情ではなく「私に興味を持ってくれてありがとう!」という気持ちで面接に臨むことができれば結果も大きく変わります。
最初のうちは緊張で難しいですが、模擬面接など面接の練習を重ねることで確実に面接に対する耐性をつけることができます。
大学職員に内定した就活生は他の企業や大学での面接を何度も経験して、場数を踏んでいます。練習した分だけ自分のためになるので惜しまずに頑張りましょう。
大学職員の面接で使える自己紹介の例文3選
自己紹介で話す内容を整理して、自分らしい自己紹介を考えましょう。
ひとりで自己紹介を考えるのが難しい場合はお手本となる自己紹介を参考にするのがおすすめです。
現役の大学職員が考えた自己紹介の例文を3つ紹介します。
大学職員の自己紹介「ボランティア活動を伝える」



私は勉強とボランティアのことを話したいと思います。
○○大学△△学部4年のモモです。
大学では、地域社会学のゼミに所属しており、特定地域へのヒアリングや参与観察を行っています。
学生時代に頑張ったことは学部1年生の頃から行っている児童館のボランティア活動です。親御さんとの会話から問題の原因を探す経験を積んだことが、今後の社会人生活でも役立つと感じています。
本日は貴重なお時間をいただきありがとうございます。どうぞよろしくお願い致します。
大学職員の自己紹介「ゼミでの役職経験をアピール」



僕はゼミ長で調整役をしてきたことをアピールするよ!
○○大学△△学部4年のトモです。
大学では金融論のゼミに所属してゼミ長をしています。東京証券取引所にゼミ訪問をした時にゼミ長として多方面と調整業務を行い、良い経験になりました。
このほかに幼少期から大学まで続けているサッカーで培った継続力や忍耐力、目標設定から達成までの一連の経験は大学職員になっても活かすことができると考えています。本日は、どうぞよろしくお願い致します。
大学職員の自己紹介「趣味をベースに自分らしさを伝える」



私は趣味をガクチカにして話します。
○○大学△△学部4年のサキです。
大学ではホテルのアルバイトにやりがいを感じて4年間頑張りました。
ホテルマンとしてお仕事をする中で、地域ごとにホテルの特徴やサービス内容が異なることに気づきました。次第に、気になるホテルを調べて宿泊のために旅行に行くことに喜びを感じるようになり、今ではホテルに泊まることが趣味になっています。本日は、どうぞよろしくお願い致します。
大学職員の面接で落ちないためのマナー
大学職員の面接でも最低限のマナーは見れています。大学職員になるために、まずは社会人としてのマナーを理解しておきましょう。
特に面接で気をつけたいマナーは次の項目です。
- 受付には10分前を目安に到着する
- オンライン面接の場合は5分を目安にアクセスする
- 待合室では他の志願者と大声で雑談しない
- 面接会場に入る前にはドアをノックする
- 「おかけください」と言われてからイスに座る
これらの面接マナーは当たり前のようにできる方も多いでしょう。特に意識しないとできない面接マナーは次の2つです。
自分が面接に臨む前にしっかりと意識したうえで取り組むように心がけておきましょう。
- 結論から話す「結論ファースト」にすること
- だらだらと話さずに端的に質問に答えること
面接では「結論から話す」が受かるためのコツ
面接では志願者に与えられた時間は非常に短いです。個人面談なら30分、集団面接なら10分といったところでしょう。
志願者の時間が短いということは、面接官も短時間で選考しなければいけないプレッシャーを背負っていることになります。
そのため結論から話さずに前置きを延々と話す志願者は面接官にとって大きなストレスになります。
面接官も書類選考を通過したエントリーシート(ES)を参考に質問したい内容を事前に考えているため「いつまでたっても質問の回答が返ってこない」と思われないように気をつけましょう。
結論から話さずに延々と自分の説明に時間を使っていると志願者自身も頭の中で「あれ?何について質問されたっけ?」と質問内容がぼやけてしまいます。
結論から話すことで最初に質問に対して回答できるので聞かれたことを飛ばさずに適切な回答ができるようになります。
面接官の質問には端的に答えて会話をしよう
大学職員の面接では端的に回答しましょう。聞かれた内容に答えつつ、面接官と会話のキャッチボールをするイメージを持ってください。
一次面接で落ちてしまう志願者がやりがちな間違いとして「簡単な自己紹介」を聞かれたのに「延々と自己PRをしてしまう」という事例があります。
面接官は簡潔な自己紹介を求めているのに、志願者が延々と自己PRをしてしまうと話が噛み合いません。それどころか面接官が聞こうと思っていた質問ができないまま面接時間が終了してしまうこともあります。
大学職員の面接では多様な人々と仕事で関わることを想定して志願者の人柄を見るような質問が続きます。
面接官が気になった部分は追加の質問をしてくれるので「あれもこれも言わないと!」と焦らずに面接官から質問を引き出しましょう。
- 自己紹介ではなく延々と自己PRをしてしまう
- 面接ではとにかくアピールすれば良いと思っている
- 回りくどい話し方をして結局なにを伝えたいのかわからない
自己紹介で第一印象を良くするコツ
自己紹介はあなたの第一印象を決めるポイントです。面接官から好感を持たれることで印象のいい面接を行うことができるでしょう。
自己紹介で好印象を与える方法は次の3つです。どれも当たり前のことですが、面接本番は緊張するため自分が思うほどできていないのが現実です。
面接前に意識するだけでも効果があるので忘れずに取り組みましょう。
- 聞きやすい声量ではっきりと話す
- 自然な笑顔で表情を柔らかくする
- 面接官の目を見て話す
面接では適切な声量ではっきり話すと好印象
面接で好印象を与えるため適切な声量でハキハキと話しましょう。面接という緊張状態の場面ではいつもよりも声が小さくなることがあります。
「就活生が話している内容が聞き取れずに何度も聞き直す」ということは面接官にとって大きなストレスです。
面接では就職後に活躍するイメージが持てるか判断しているので、話の内容以外でマイナスな印象を与えないように気をつけましょう。
適切な声量というのは「とにかく大きな声で話す」ということではありません。大きすぎる声は逆に「その場に合わせた対応ができない」と面接官に判断されます。
適切な声量で話をするためには練習して自分以外の人からアドバイスをもらうのが効率的です。模擬面接では実際の面接会場を想定して面接官と志願者の距離を一定程度離した状態で行いましょう。
最近はマスクをしたままの状態で面接を行う場合もありますが、マスク着用時は声量や聞き取りやすさが格段に下がるので注意しましょう。
志願者がどのように言葉を発したかではなく面接官にどのように聞こえるかが重要です。
オンラインでの面接がある場合は通信環境や音声の解像度も重要です。いきなり採用面接に臨むのではなく事前に接続テストや音声テストを行っておきましょう。
面接で緊張せずに表情を柔らかくする方法
話をするときに表情が柔らかい人は「柔軟」「余裕がある」といった好印象を与えやすいです。
当記事ライターの現役大学職員トキはこれまでに100名以上の就活生・転職希望者からオンライン相談やOB訪問を受けてきたことで面接で緊張してしまう人に共通する特徴に気がつきました。
面接で緊張してしまう志願者は「しっかりアピールをしなくてはいけない」と自分自身で過度なプレッシャーをかけている傾向があります。
自分プレッシャーをかけてしまうのは、それだけ志望度が高く「絶対に落ちたくない」という気持ちの表れなので十分理解できますが、過度なプレッシャーは逆効果です。
背伸びして自分を大きくアピールしようとしていませんか?
背伸びしてアピールしようと無理をした状態では身体の筋肉は硬直し、自然な表情や笑顔で話すことはできません。
それよりも等身大の自分をアピールして面接官に自分らしさを理解してもらうことを心がけましょう。
緊張することは悪いことではない!
面接で緊張することなく自然体で話をする方法は、無理をして今以上の自分を演じるのではなく「現在の自分を思いきり表現しよう」と考え方を変えることです。
就活の面接では「理想の自分を演じて無理をする」就活生と「いまの自分を表現して伝える」就活生の2つに分かれます。面接官が求めてるのは後者の「いまの自分らしさを教えて欲しい」ということです。
面接が就活生からの一方的なアピールの場ではなく、面接官と会話する場であることを理解した就活生は過度な緊張をせずに自然な姿で面接に臨むことができます。面接官の立場になって考えることが難しい場合は面接官が面接で見ているポイントを理解することで伝わりやすい回答を考えることができます。
ガクチカがない場合は面接で趣味について話す
ガクチカとは学生時代に頑張った取り組みの略語で2014年ごろから使われるようになりました。ここ数年間は長期間に及ぶ外出自粛や大学講義のオンライン化によって、これまでのサークル活動のようなガクチカがない学生が就職活動を行っています。
そんな状況の中で就活生の多くが直面するのが「面接で話せるガクチカがない…」ということです。就活を終えた先輩や就活ノウハウ本では「とにかくガクチカを準備しろ」とアドバイスされます。
- サークルやアルバイトができなかった
- ゼミに所属していないし卒論も書いていない
- 胸を張れるようなガクチカがない
結論、ガクチカがない場合でも面接で頑張ったことを話すことができます。就活生の多くが悩むガクチカがないという状況は頑張ったことがないのではなく、就活テンプレートに当てはまるガクチカがない状況です。学生時代に夢中になったことが本当に何もないのか視野を広げて考えて見ましょう。
ガクチカを考えるときはできなかったことではなくできたことを思い浮かべてみましょう。状況が違えば去年までと同じ取り組みでも工夫したことや頑張ったことがあるかもしれません。ガクチカはサークルやゼミに限定する必要はなく趣味や推し活動に関することでも大丈夫です。
大切なことは成果ではなく過程や考え方を面接官は見ている
ガクチカに悩む就活生の多くは取り組みの成果ばかりを気にします。ですが面接官が知りたいのは結果ではなく頑張った過程や工夫したこと、あなたの考え方についてです。例えば学生時代に熱中したことが趣味である場合を想定したガクチカの例文を見てみましょう。
ガクチカで趣味について話すときの例文



たとえ趣味でも、掘り下げると工夫していることがあるわ!
私が学生時代に頑張ったことは趣味を通じて人々に価値提供をすることです。私はホテルでの宿泊を趣味にしていて大学1年生の頃からアルバイトで貯めたお金を工面しながら全国各地のホテルに宿泊しています。ホテルでのアルバイトがきっかけでホテルごとのサービス内容やデザインの違いに興味を持ちました。
宿泊したいホテルを探すときはインターネットで事前にリサーチをしているのですが、なかにはお部屋のイメージがホームページだけでは分かりにくかったり、サービス内容が書かれていないホテルも存在していました。宿泊する人が不安を抱えたままホテル予約をしなければいけない現状に大きな課題を感じていました。
そこで私は「頑張って貯金したアルバイト代を使ったホテル選びで失敗したくない」という想いからSNSを使って宿泊した人に直接口コミを聞くようにしました。
最初は連絡した相手からインターネット上の顔の見えない相手いうことで、連絡が返ってこなかったり警戒されたりと欲しい情報を提供してもらえないこともありました。しかし自分が宿泊したホテルの内容を主体的にSNSに掲載することで、私の人柄や生活感が見える化されて自然と情報が集まるようになりました。
今では「どのような発信をしたら相手が喜んでくれるか」と考えながらSNSを活用するという新しい趣味も増えて、あの時、挑戦してよかったなと感じています。インターネット上でも画面の向こうにいるのは人間なので状況が見えにくい時ほど相手の立場を想像して行動することを忘れずに大学職員として頑張りたいです。
まとめ
面接の冒頭に話す自己紹介は就活生の第一印象を決める重要な部分です。面接官はたくさんの質問を事前に用意して臨んでいるので長々と自己紹介をすることは避けましょう。自己紹介で話すべき項目は次の3つです。
- プロフィールと肩書き
- 学生時代に頑張ったことの概要
- 挨拶や感謝のことば
自己紹介は自己PRの時間ではないので端的に回答することが求められます。大学職員の面接では就活生の人柄を知るための質問が数多くされるため学生時代に頑張ったことをひと言添えることで面接官に質問されやすくなります。大学職員が考えた自己紹介の例文3選を参考に自己紹介で話す内容を準備しましょう。
面接で好印象を与えるためには大学職員の面接マナーを意識しましょう。面接官がストレスに感じるような行動は避けて話の内容を集中して聞いてもらう環境をつくることが大切です。
- 結論から話す「結論ファースト」にすること
- だらだらと話さずに端的に質問に答えること
面接で緊張することは志望度が高いことの裏返しなので仕方ありません。緊張してしまうことを不安に思うのではなく緊張した状態でも自分らしく自己紹介をできるようになることが大切です。
面接が上手くなるためには練習するしかありませんが回数を重ねることで確実に効果がでます。選考を通過するなど結果がすぐに分からない面接練習はしたくない就活生はオファー・スカウト型就活サイトで面接に臨みましょう。面接を数多く受けられるだけでなく早期に内定獲得をするチャンスが広がります。
自己紹介を考えるためには自己分析が必要で面接上達のためには他人からのアドバイスを受けることが効果的です。
友人から他己分析をしてもらったりキャリアセンターで面接練習をしましょう。
- 自己分析のやり方がわからない
- 友人に自分のことを深掘りされるのは恥ずかしい
- キャリアセンターは予約でいっぱい
そんな方は「大学職員になる」公式LINEからご連絡ください。現役大学職員のトキが面接練習や自己分析をお手伝いします。